毎日の礼拝

毎日のお話

2014/07/01

渡辺清和(社会)

使徒言行録 20章35節

今日は、恋と愛の違いについて話したい。恋の正体は情熱で、努力は不要で、いつか冷めるものだ。一方、愛には努力や忍耐が必要だ。また、愛は、互いに平等な関係を築く中で、ゆっくり育っていく。そして、愛は、受けるより与える方が幸いだ。心理学者のフロムは、愛に必要な基本的な性格を「配慮、責任、尊敬、知る」の4つとした。このように、恋と愛は似ているが、その性質は全く異なる。「本当の愛が始まるのは、恋から覚めた時かもしれない」は、愛の本質をついた言葉だ。