のぞみ寮通信

めぐみ館

2014/05/09

めぐみ通信 (2014年4月30日)

新学期が始まって早1ヶ月!

 こんにちは!今年度もめぐみ館を担当させて頂くことになりました、会田咲です。新年度が始まり、館のメンバーが新しく増え、また新しい風をめぐみ館に運んできてくれています。4月8日から13名の新しい仲間を迎え、新2・3年生と新1年生との対面式、オリエンテーションキャンプ、新2年生まとめ合宿、部活紹介などを行なうウェルカムデー、寮祭、めぐみ館大掃除など、たくさんのイベントや日々の生活の中から、たくさんたくさんお伝えしたいめぐみ館のみんなの姿がありました。はじめは、右も左も分からず、先輩の背中を見ながら(半ばあっちへこっちへと引っ張られながら?)挨拶や当番の仕事などに追われ緊張した様子の47回生のみんなも、1カ月たった今、寮の生活スタイルにも慣れてしっかりと役割を覚えながら、仲間と笑いあって夜の自由時間などリラックスして過ごせているように感じます。そんなめぐみ館のみんなの成長や素敵なところ、また、彼女たちの葛藤や喜びをこれまで以上にお届けしていけたらと思っております。

 昨年度の経験を活かし、より生徒の皆さんの気持ちやご家族の方々の想いに寄り添いながら、めぐみ館のみんながいきいきと敬和での高校生活を送るためのサポートをしていきたいと思います。また、昨年度までみぎわ館の担任だった森口みち子先生と、学校で音楽の授業を担当されている遠藤朗子先生が新たに加わり、めぐみ館のみんなと過ごしていきます。どうぞ、よろしくお願い致します!(会田)

 

 

< 47回生のメンバー >

 

 

 

 

 

 

 

 

★ めぐみ 4月ギャラリー ★

< 入寮式 >

 

 

 

 

 

 

 

< 対面式 >

 

 

 

 

 

 

< 寮祭 >

 

< 大掃除 >

 

 

 

 

 

 

< 日常 >

 

 

 

 

礼拝のお話

3年 Y.I

 私は個性のかたまり。と人によく言われます。何かを行う度に、「あなたにしかできないよ!」や「あなたって~だよね!」と言われます。このような事は、中学の頃から経験してきました。敬和に入学がゆるされた中学三年の時、私は心の中で「敬和って変わっているから、この言葉ともお別れなんだろうなー!」と心底うきうきしていました。しかし、敬和に入学してからも、やっぱりこの言葉は、ついてきたかのように次々に私に向けて発せられていきました。敬和って変わっている所なのに言われるなんて、私ってスーパーレディなのかと本気で考えたことさえありました。最初の方は「個性」という言葉が大嫌いでした。どんなにみんなと同じように授業を受けても、最後はお決まりのように「やっぱり個性あふれてるね~」、どんなに周りに合わせても私は「個性」という言葉に片付けられている気分でした。しかし、私はあることに気が付いたのです。「あなたにしか出来ないよ!」と言った後に「うらやましいな。」と言ってくれていることに。また、私にそのような事を言ってくれている人の方が、私と仲良くしてくれていることに。このことをきっかけに、私は個性と言う言葉が華やかに見えて、いつの間にか大好きな文字になっていました。

 みなさんは自分の持つ個性は好きですか?私は、この質問に、「もちろん、愛してます。」と答えます。みなさんは何と答えますか?私は昔、個性というものが嫌いでしたが、小さなきっかけで心の底から「私には個性があって、その個性が今の私を輝かせてくれます。」と言えるくらいになりました。このように、昔嫌だった事でも、何かに気付くことで違う見方もたくさんできます。何かを好きになれることもあります。そのことに感謝できることもあります。みなさんも、たくさんの方向から物事を見て下さい。必ず何か見つかるはずです。