毎日の礼拝

毎日のお話

2014/01/30

小田中肇(教頭)

マルコによる福音書 14章50~51節

今日の聖書は、一人の若者が捕えられたイエスについて行こうとしたが、布を捨てて逃げたという所だ。彼は自分の大切なものを捨て、本気で本当の自分を生きようとした。イエスの弟子たちは偉くなりたくてイエスに従っていたが、イエスは偉くなりたい者は仕える者となるよう伝えた。聖書では、彼のように無名の人達がイエスの教えを深く理解し、勇気ある行動に出た。福音書はそうした人の上に、暖かな光を当てる。私達もそれぞれの場にあって、互いに仕える者として歩みたい。