毎日の礼拝

毎日のお話

2014/01/20

小西二巳夫(校長)

使徒言行録 2章17~21節

六花亭の花柄包装紙を描いた坂本直行の先代に、キリスト者の坂本直寛がいるが、彼の叔父は坂本龍馬だ。龍馬は薩長に手を結ばせた人物で、現在でも人気がある。龍馬の生き方は、キリストに重なるものがある。直寛の義母は、最初キリスト教嫌いだったが、偶然もらったキリスト教の冊子から、イエスが自分のため十字架にかかって死んだと信じた。また、龍馬の暗殺者の今井は、西郷隆盛の口添で処刑を免れた人物だが、彼も信者となる。多くの場面で神の不思議な力が現れるように、敬和に学ぶ一人一人にも在る。神が深く関わり、支えて下さっている事に勇気を得たい。