のぞみ寮通信

大望館

2014/01/14

大望館通信 第213号(1月13日)

<あけましておめでとうございます>
 

 といってももう1月も中盤ですね。学校が始まって1週間が経ちました。1月からの学校生活は学年の仕上げの時期に入っていきます。特に年末に担任からお話があった人は気を引き締めて取り組んでいってほしいと思います。

 また、3年生は残りの敬和生活が3週間を切りました。残りの期間で何をしたいと思っていますか?どういう姿を最後に後輩に見せていきたいですか?最後だからといって自分勝手な行動をしたり、やる気のない姿を見せていきますか。

 私は3年生にはかっこいい姿で巣立っていってほしいと思っています。どんな姿がかっこいいのか、もう3年生はわかるでしょう。後輩はみんなの姿を毎日見ています。ぜひ背中で語れる男となって残りの生活を全うしてほしいと思います。

 今週から始まる3年生のラストメッセージ。思いの丈をすべてぶつけて下さい。期待しています!(堀越)

 

 

 

<受洗> 

 2014年が始まりました。1月6日の開寮礼拝に大望館のメンバーが一人として欠けることなく集まることができたことに感謝します。今年1年どんな年になるでしょうか?3年生はあっという間に卒業です。のぞみ寮で過ごすのもあと2週間、巣立ちです。中には、補習などで、しばらく巣立ちの出来ない雛もいるとは思いますが、とにもかくにもあと僅かです。残された時間を大事に使ってください。

 さて、去年の話になりますが、のぞみ寮生4名の生徒がそれぞれの教会で信仰告白をして受洗しました。そのうち2名は大望生です。ブロック長のK君とパソコンおたくのW君の両名です。

 K君は新潟教会で一足早く12月15日に、兵庫からわざわざ来てくれたお父さんと、サッカー部員にも見守られながら受洗しました。彼は家がクリスチャンホームと言うわけではありません。キリスト教に触れたのも高校に入ってからのことです。敬和学園の学びの中で、のぞみ寮の生活の中で受洗する決心に至った事が何よりうれしいことです。後日、受洗して何か変わった?と質問しました。何だか一生懸命良いことを言おうとしてくれましたが、何を言いたかったのかはさっぱりわかりませんでした。

 一方、W君は自宅のある宮城県の聖書バプテスト教会で12月29日に受洗しました。W君の教会では洗礼のことをバプテスマと言います。そして、水の中に全身つかる洗礼を行います。彼はクリスチャンホームで育ってきました。日曜日の礼拝にも休むことなく出席しています。そんな彼が、夏休みの課題である、教会レポートを未だ出さず、聖書の評定が1なのは何故だろうか?いつでも出せるから?それとも、受洗すると1ではなくなると勘違いしているから?どちらにしても、他の雛たちが巣立ちをしたのに、一羽だけ飛び立つことのできない雛。彼がそうなる可能性が非常に高いことには間違いございません。

 とにもかくにも、2名の大望生がキリスト者として歩む決心をしてくれたことはとても嬉しい限りです。さて、次は誰?私の予想では君たちの寮担任がそろそろ意を固めるのではと思っております。そうなるようみんなの力も貸してください。(澤野)

 



<餅つき>
 

 冬の風物詩である餅つき、実際に杵で餅を搗(つ)くのを経験したことのある人はそう多くはないのではないでしょうか?

 1月12日(日)の夕食で餅つきをしました。3連休で寮に残っている人へのちょっとしたサプライズ企画のような形でしたが、大きな杵に頑丈な石臼と本格的な仕様で行われました。

 『搗かざる者食うべからず』、ということでたくさんの人に餅つき体験をしてほしいと思っていましたが、いざ勧められても遠慮をする人がたくさんいて食べるだけの人がほとんどだった事が少し残念でした。やってみると意外に大変な事がわかります。想像以上に杵が重かったり、うまく石臼の真ん中を付けなかったりと、日本の伝統を肌で体験する良い機会だったのでもっとたくさんの人に餅つきに参加してほしかったです。
 今後も餅つき以外にも色んなイベントがあると思います。ぜひ積極的に参加をして色んな体験をしてほしいと思います。(堀越)