毎日の礼拝

毎日のお話

2013/09/19

小田中肇(教頭)

ヨハネによる福音書 15章15~17節

谷川俊太郎の「光」という詩に、「光は私の眼のためにあるのではなく、私の眼が光のためにある」という一節がある。これは次のように言い換えられる。「愛は私の心のためにあるのではなく、私の心が愛のためにある」。今日の聖書は、イエスが弟子達を友と呼び、互いに愛し合うよう伝えた箇所だ。光と眼の関係と同様、人の心がキリストの愛によって深い輝きをもたらす。私達は愛に包まれ、生かされている。私達を包む光とキリストの愛を覚えて、確かな一歩を踏み出したい。