のぞみ寮通信

光風館

2013/06/27

光風館通信 第378号(6月16日)

< チャンプルー >
 
 

 2013年度最初の部屋替えが行われました。寮生にとって、部屋替えは一大イベントです。誰と同じ部屋になるか?何階になるのか?どんな班になるのか?新しい部屋で秋まで一緒に生活を共にするので、新しい部屋のメンバーは気になって当然です。今回は、3年生は3年生部屋を自分たちで決めたので、部屋替えは1・2年生だけで部屋を構成することになります。今回の部屋替えは、青栁先生と私であれこれ話し合って決めました(青栁先生にとっても初めての部屋替えになります)

 みなさんは、「チャンプルー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは料理の名前なのですが、沖縄料理の「ゴーヤチャンプルー」「ソーミン(ソーメン)チャンプルー」「豆腐チャンプルー」などのことです。私はチャンプルー料理が大好きで、自分で作ることもあります。この「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「混ぜこぜにした」というような意味で、野菜や豆腐などの 食材を一緒に炒め合わせる料理をチャンプルーと言います。元々は、ありあわせの野菜や安価で毎日手に入る豆腐、沖縄の保存食である塩漬けの豚肉を炒め合わせた沖縄の家庭料理でしたが、今では料理番組などでも紹介され、全国的にも知られる料理となりました。

 いろいろな食材を炒め合わせて作られる料理なので、作るのが簡単そうに見えますが、作ってみると、意外とおいしく作るためにはコツがいることに気付きます。例えば、ソーミンチャンプルーは、最初に茹でたソーメンをフライパンに移し、他の食材と混ぜるのですが、ソーメンの茹で時間を短くしないと、フライパンの上で火が通り過ぎてソーメンがのびてしまいます。なので、ソーミンチャンプルーを作る時には、ソーメンの茹で時間をかなり短めにします。ゴーヤチャンプルーを作る時には、ゴーヤをそのまま切って炒めると苦みが強いので、ゴーヤをカットした後、しばらく塩水に浸けておきます。そうすると苦みが取れ、おいしいゴーヤチャンプルーになります。上手に料理することで、お互いの素材が活かされて、おいしい一つの料理になっていくのです。

 個性の強い光風館生の部屋を決めるのは、大変でもありますが、とても面白いです。青栁先生と私が新しい部屋を決める時に大切にしたのは、「それぞれの個性が合わさって、互いに活かされるような部屋にしよう!」ということです。いろいろな食材が合わさり、互いの旨味が合わさり、おいしいチャンプルーが出来上がるような、そういう新しい部屋にしてほしいと願います。

 

 

 

 

<礼拝のお話し>

 

K.Y(3年)

  みなさん、こんばんは。12室のKです。今日は「応援すること」について話したいと思います。
 私は、小学生の頃から親の影響でサッカーJ1リーグのアルビレックス新潟を応援しています。スタジアムに観戦に行ったり、テレビで応援したりと試合がある週はとても楽しみです。応援するからには絶対勝ってほしいのですが、負けることも当然あります。ファンとしては、負けたら応援する気がなくなってきたり、「もうダメだな」と思う人がたくさんいると思います。しかし、私は、なぜ負けたのか?良かったところは?修正すべき点は?と前向きに考え、次にどう生かすかを考えるようにしています。そうすることで、次への期待やチームが勝った時の嬉しさが増し、より楽しみになります。そして、前回の試合の修正が上手くできていたなら「負けを活かして次につなげた」と満足できると思います。みなさんは、どう思いますか?応援する方も応援される方も、互いに協力し合い、パフォーマンスを高めていき、満足のできる結果を求めてみてはどうでしょうか?

 ちなみに、私は他にもAKBを応援しています。推しメン(イチ推しメンバー)は、横山由衣さんです。6月8日には、AKB総選挙が行われます。フェスティバルも大事ですが、自分の推しメンが上位にたくさんランクインできるように全力で応援しましょう!

 

K.K(3年) 

 今日は、学校生活についてお話します。この中に学校が嫌いな人はいるでしょうか?恐らく、いないと思います。しかし、かつての私は、学校が嫌いでなりませんでした。今ならかつての自分のことを、自分の認めた人以外の人を拒絶して、自分の殻に閉じこもっていたと振り返ることができます。でも、今は違います。学校が楽しいです!3年生は知っていると思いますが、なぜ、あれほど嫌いだった学校が好きになったのか?それは「心を開く」ということができたからだと思います。私の場合、2年生の労作の授業を通して周りへ心を開いていったわけですが、簡単そうでなかなかできることではありません。心を開くというのは、それ相応の勇気が必要です。難しい言い回しをしましたが、すでに皆さんは心を開いていると思います。誰に対して心を開いているのかというと、それは寮の仲間たちにです。ここにいる皆さんは、私を含め一緒に生活をしていく中で、自然と心を開き、仲間、いえ家族と呼ぶに等しい間柄になっています。それは学校でも同じことです。恥ずかしいからなどと言って、心を閉じていれば、変わることはできません。勇気を出して心を開けば、変わることができ、学校生活も有意義に過ごせるはずです。すべての人が心を開き、そして学校生活を有意義に過ごせるものでありたいと願います。

 

K.T(3年) 

 こんばんは。11室のK.Tです。もう、フェスティバルまで2週間を切ってしまいましたね。フェスティバルの活動は順調ですか?
 1年生は、今回のフェスティバルが初めてです。なので、ちょっとだけフェスティバルについて僕から話そうと思います。
 フェスティバルは、合唱、競技、パネル、プロフィール、ダンス、演劇、衣装など様々な部門があり、フェスティバル当日にその様々な部門が観客や審査員に練習してきたものを披露し、その中からどの連合が良かったか順位を決め、点数を取り、合計点数の高い順に順位が決まっていきます。しかし、点数が増えるだけではなく、減点もされてしまうことがあります。それを回避するには、1年生、2年生の協力が必要です。どうか3年生最後のフェスティバルなので、協力して、それぞれの連合で良い思い出をつくってみてはどうでしょうか?このフェスティバルが終わったら、次は2年生が後輩を引っ張っていく番です。どうか今回のフェスティバルも3年生に協力してください。