のぞみ寮通信

みぎわ館

2013/05/20

みぎわ館 第163号(5月15日)

< アイスの日♪ > 

 「先生、5月9日はアイスの日だって知ってる?」とある1年生。「へ~、そうなんだ!じゃぁ、その日にはみんなでアイス食べなきゃね。」と私…こんな会話がGW明けの事務室で交わされました。その時は、購買のアイスクリームを切らさないように入れておかなくちゃ!くらいにしか思っていなかった私でした。

 5月7日からテスト1週間前に突入し、テスト勉強に勤しむみぎわっ子たちを見て、あまりの頑張りように、小黒先生と何か差し入れしてあげたいねぇという話になりました。気を抜くとグダグダになってしまいそうなGW明けですが、みぎわっ子たちは気持ちをしっかり切り替えて試験勉強に取り組んでいました。さすがです。そんなみぎわっ子たちを応援する気持ちを込めて、何か差し入れを…という気持ちが私たちの心にムクムクと湧き出てきたのです。

 どんな差し入れが、かわいいみぎわっ子のとびきりの笑顔を引き出せるのか。ケーキかなぁ、ジュースかなぁ、お菓子かなぁ…といろんなアイデアを出し合い、真剣に話し合っていた小黒先生と私。そして、そこで思い出されたのが冒頭の会話です。「あ!アイスはどう?9日はアイスの日なんだって!」と。

 

 みぎわ館の購買でダントツ1位の売り上げを誇るのがアイスクリーム。アイスクリーム大好きな人たちの集まりであるみぎわ館。そしてアイスの日。ということは、差し入れはアイスクリーム以外にないでしょ!と盛り上がり、9日の夕方に早速二人で買いに走りました。アイスの大人買いに、小黒先生と私も大はしゃぎ。みんなのための買い物だったはずですが、私達二人がとっても楽しめた買い物となりました。

 そしてその夜の礼拝後、いつもならすんなり解散のはずが司会者から「先生たちからお話があります」と…。お話って…(笑)と思いつつ、何の話だろうとちょっと不安げな顔をするみぎわっ子を前に、「テスト勉強を頑張るみんなに、差し入れがあります!」と小黒先生。「ヤッター!」と大喜びするみぎわっ子。「今日は何の日か知ってる?」と小黒先生。「知らな~い!」とみぎわっ子。「今日5月9日はアイスの日です。だから、差し入れはアイスです!!!」と小黒先生。「ギャ~!!」と歓喜するみぎわっ子。「し・か・も、一人二つずつです!」と追い打ちをかける小黒先生。「ギィャ~~~!!!」と狂喜するみぎわっ子(笑)。公表してから配布まで10分ほどの出来事でしたが、とっても楽しい時間となりました。

 受け取ってから「先生、ありがとう!本当に嬉しいよ♪」と、お礼を言いに来てくれるみぎわっ子たちの笑顔のかわいいこと☆その笑顔が見れたから、差し入れして良かった~と私たちが喜ばせてもらいました。これでちょっとは心にもお腹にも頭にもエネルギー補給が出来たのではないでしょうか。摂ったカロリー分以上にしっかり勉強して、消費していってくださいね(笑)!(森口)

 

 

 

 

< 桜の木の下で… >

 「はい!チーズ!!!」・・・春の風~桜の木の下で・・・

 思わずパシャリ。撮りたくなる気持ちになる事って、よくありますよね。

 少し以前の話になりますが、みぎわ館に入っていた日の事でした。館で、春の記念写真を満開の桜の木の下で撮ろう!と行事委員の呼びかけで、登校前に全体写真を撮った日がありました。そしてカメラマンを私がやらせてもらったのですが・・・。

 その時のみぎわ館のみんなの印象は、こんな感じでした。1年生は、緊張感を漂わせながらの新鮮さで弾けている!2年生は、学年のコンビネーションが、早朝にもかかわらず、とってもいい!3年生、落ち着きつつもユーモア感が、それぞれにキラキラ☆彡と光っていました。

 本当に、どの学年も、春の風になびきながら、とっても、輝いていました。写真をとっていると、さすがに、1枚だけで終わるはずはありません。パシャパシャと、シャッターをいっぱい切り、“みぎわ館さくら~ズ“を撮らせていただきました。

 春のこの季節、木の芽時。野の花の命も溢れて輝いているように、みぎわ館の皆さんがとても輝いて見えました。きっと、みなさんの命そのものが、芽吹くこの季節に、様々なエネルギーが一気に咲きはじめているのでしょう。皆さんが、それぞれに一生懸命に生きる証として、毎日の笑顔や、困難に出会った時でさえも、それは、これからの大きな知恵につながるはずです。これからもより輝きを増していきますように!!(榎本)

 

 

 

 

 

< みぎわ館ってこんなとこ! > 

 先日、みぎわ館ブロック長T.Kさんに、「みぎわ館を紹介する文章を書いてくれないかなぁ?」とお願いしたところ、とっても快く「いいよ!」と引き受けてくれました。こんな気持ち良さもさすがだなぁ!と感激させられましたが、書いてくれた文章も私の心を温かくしてくれました。

 

 『「事務室に、先生の握ってくださったおにぎりがあります!」

 こんな放送がかかると、ほどなくして歓喜の叫びと地鳴りに近い足音がたくさん。

 みぎわ館は今日も腹ペコレディ達であふれかえっています。同じものをみんなで囲んで食べれば、先輩後輩関係なくおしゃべりに花が咲きます。初対面の人と上手く話せない…、そんなあなたはぜひみぎわ館へ!いっぱい食べて、いっぱい話そう!

 さらに寮生になれば、掃除・洗濯・ゴミの分別など、将来の暮らしに役立つ家事を覚えられます!美容のことだって、経験・知識豊富な先輩方が、あなたのキレイをサポート!プチ花嫁修業に、ぜひいかが!?

 ここまで読んでくださってありがとうございます!読んでくれたあなたは、寮に入りたいと少しでも思ってくれたのでは!?みぎわ館は、なんだかやさしい所です。いつでも見学に来てください。待ってます!』

 

 この短い文章に、みぎわっ子が日々送っている日常と感じているものを、とっても素直に表現してくれたのではないでしょうか。「みぎわ館は、なんだかやさしい所です。」という一節に私もとっても共感します!本当にそうだよね!ん~。みぎわっ子ってやっぱり素敵だなぁ!(森口)