毎日の礼拝

毎日のお話

2012/10/26

和田献太郎(社会)

出エジプト記 16章2~3節

 人間は、他と比較して物事を認識している。しかし、その感覚は正確ではなく、比較基準が異なると全く違ってくる。本日の聖書箇所は、イスラエルの人々が奴隷から解放された直後の様子だ。食物が不足する自由の身より、豊富にある奴隷の方がましだと言い出した。人を判断する基準も、同様だ。私はかつて担任をした生徒に対し、誤った認識をしていたと反省した事があった。敬和では、人を見る基準を増やす機会が多くある。皆さんには敬和生活を通じて、人を見るものさしを多く持つ人間になってほしい。