毎日の礼拝

毎日のお話

2012/07/20

小西二巳夫(校長)

ヤコブの手紙 1章22~25節  高校2年の夏、私は阿波踊りのため徳島へ行った。部活も勉強も不完全燃焼だった私だが、踊りに出た瞬間、舞台の主役になった気分になった。自分は熱く生きる事ができると思った。さだまさしの小説『眉山』でも、阿波踊りが出てくる。自由に踊る男踊りと異なり、手足を揃えて整える女踊りの不自由さと美しさ。敬和は自由な学校だと言われるが、場所的な事やルールなど、不自由さもある。人が生き生きとするのは、不自由さがあってこそだ。夏休みは、不自由さを意識した生活をしてほしい。