毎日の礼拝

毎日のお話

2012/05/01

小西二巳夫(校長)

マタイによる福音書 7章1~2節

 裁判員制度が始まっているが、裁判では重い責任とプレッシャーが伴う。しかし、私たちは普段の生活で、いとも簡単に毎日人を裁いている。人の本性として、自分を正しいと思いたいところから人の善し悪しを言ってしまう。本人の自覚なく、軽い気持ちでインターネット上に人の善し悪しを書き込んでいる。人の善し悪しを言うことは、他人も本人も両方が傷つく。自分の不完全さを自覚し、他者を大事にする事、すなわち隣人愛が必要だ。