のぞみ寮通信

光風館

2011/08/23

光風館通信 第296号(7月10日)

< 夏休み >
 

 あと1週間もすれば待ちに待った夏休みに突入です(補習に突入する人もいますが...)!今年の夏はどのように過ごす予定でしょうか?敬和が企画している海外教室(アメリカ)に行く人、広島のツアーへ参加する人、被災地への労作へ行く人もいると思います。部活の合宿がある人もいるでしょう。高校生の夏休みはたったの3回しかやってきません。家でダラダラ過ごすのではなく、寮の生活と同じリズムでしっかりと生活してほしいと思います。夏休みを過ごすにあたってなにかテーマを設けてみてはどうでしょうか?なんとなく毎日を過ごすのではなく、楽しみつつも行うべきこと(勉強は当たり前!家の手伝いも当然!教会レポートしっかりやってね!)をしっかりと行いましょう。しつこい様ですが、ケータイ、ゲーム、パソコン、クーラーなど文明の利器に頼る生活ばかりをすると、夏休み明けの寮生活はキツくなることだけ忠告しておきます。
 私の今年の夏は、被災支援労作とサッカー部の合宿がメインです。私は夏休みのテーマを設けました
① 毎日規則正しい生活をする」、②「しっかりと動いて脱、メタボ!!」、③「家事&育児の継続+家族サービス」を今年の夏の目標に掲げます。
 とは言え、まだ夏休みまであと1週間あります。最後に部屋替え、大掃除、2年生の寮合宿など大切なイベントも残っています(授業もね)。しっかりと今学期をやりきり、気持ちよく夏休みに入っていきましょう!

(三浦)
 

 
 

< 良い変化 >
 

 寮内からポータブルのゲーム機がなくなりました。「ゲーム機を光風館から無くします」と言った日に、みんながゲーム機を手渡してくれました。一人が1~3台ゲーム機を持っていて、集めるのに一苦労でした。
 さて、中には渋々ゲーム機を手渡した人、嫌々手渡した人、まだ納得いっていない人もいるかもしれませんが、私は光風館からゲームやケータイが無くなってから良い変化が起きているなぁと感じています。それは明らかに光風館生が誰かと過ごす姿が増えたことです。今までは部屋から出ずに、ゲームをしたり、ケータイをイジっていた人もいたのでしょう。しかし、今では光風館の外の広場でバスケをする人、野球をする人、みんなでテレビを見たり、みんなでパソコンを囲んでワイワイしたり、これこそ寮生ならではの楽しみ方ではないでしょうか!?この調子で仲間と楽しむことを継続してください。きっと今まで以上にたくさんのすばらしい出会いが起こることでしょう!        (三浦)
 

←いつになく真面目な光風生。何をしてい 
るのかと言うと、映画『もののけ姫』を 
みんなで観ている最中です。
週末、みんなで集まって、お菓子を食べ 
ながらテレビや映画をワイワイ観るのも 
寮ならではの醍醐味だよね!
 
 
 

  

 
 

< 礼拝のお話し >(5月の礼拝の話なので内容が時期外れになっています)
 

M.R.(1年)
 みなさん、こんばんは。4室のMです。今日は“勉強”について話したいと思います。
 みなさん、第一定期テストはどうでしたか?僕は、赤点は免れましたが、点数がいまいちでした。それは、毎日の自習時間に勉強をあまりしなかったからだと思います。みなさんは、テスト期間中の自習時間をどのように過ごしていましたか?毎日勉強していた人もしていなかった人もいると思います。
 勉強は将来の自分のためのものであって、今、サボっているとその苦しみが後々自分に返ってくるので、僕は今のうちに少しでも勉強をして将来のために学力を身につけておきたいと思います。そのためにも毎日の自習時間を大切にしたいと思います。
 
 

S.F.(1年)
 みなさん、こんばんは。5室のSです。今日は“ルール”について話そうと思います。
 ルールは、どこにでも存在するもので、社会や学校だけでなく、友人関係にも存在するものです。みなさんは、「どうしてルールを守らなければいけないんだろう?」と思ったことはありませんか?僕もそう思っていた時期がありました。でもある本を読んでその考え方が変わりました。その本には、「ルールを守ることは、それ以上新しいルールを増やさずに、快適な生活を送るために行わなければいけないものだ」と書いてありました。これは光風館にも言えることだと思います。今あるルールをきちっと守ることで、これ以上新しいルールをつくり、堅苦しい生活をしないようにしていきましょう。
 
 
 

K.D.(1年)
こんばんは。6室のKです。僕は、“先入観”について話したいと思います。まず、先入観とは、「ある事柄に関して以前から持っている思い込み」というものです。
 たとえば、「チャルメラ」といえばあの音楽を思い出しますよね?しかし、チャルメラとは、みなさんの中で知っている人もいるかもしれませんが、表に7個の指穴があるラッパに似た木管楽器のことを指します。
 もう一つ例を挙げると、UFOの形といえば円盤型を思い浮かべますよね?しかし、その円盤型という先入観で、目の前を一瞬通った鳥の影がそのUFOの形、つまり円盤型に見えてしまうというのはよくある話だそうです。
 どうでしょう?どちらも以前から持っている思い込みによって真実とは違うものをイメージしたり、見たりしています。
 では、学校生活はどうでしょうか?2、3年生は学年のみなさんと話していますか?1年生は入学してから2ヶ月が経とうとしています。しかし、まだ話したことのない人もいると思います。僕はまだ話したことのない人もいます。でも、「あの人はああだから」、「この人はこうだから」と先入観を持つのではなく、話したことのない人にも話しかけてみてください。思い込んでいるものとは違う、本当のその人を見ることが出来るかもしれません。
 
 
 

I.H.(1年)
 みなさん、こんばんは。7室のIです。今日は「命の大切さ」についてお話します。
 みなさんは「SAW」という映画を知っているでしょうか?「SAW」とは、ジグソウという人物が、人の命を賭けてゲームをするという内容の映画です。ターゲットになる人たちは、主に命を粗末にしている人たちが中心です。それはなぜかというと、ジグソウは、脳に癌があり、余命が少ないので、命を粗末にする人が許せないからです。僕はこのジグソウの考え方は、間違いではないと思います。なぜなら、親からもらった命を無駄にするのはよくないことだと思ったからです。みなさんも今一度命の大切さについて考えてみてはいかがでしょうか?
 
 
 

A.Y.(1年)
 みなさん、こんばんは。8室のAです。今日は、「家にいたとき」と「寮に入ってから、生活リズムが変わったこと」について話したいと思います。
 みなさんは、家にいたときと、寮に入ってからの生活リズムで変わったことはありませんか?僕は、寮に入り、家での生活リズムがいろいろと変わりました。
 特に、家では、毎日何時間でもテレビを見ることが多かったのですが、寮に来てからは、全くと言っていいほどテレビを見なくなり、すごくそこが変わったと思います。他にも、家での生活で「部活が忙しかったから疲れた」を理由に毎日のようにその言い訳を使い、洗濯や家での手伝いなどは親に任せっぱなしの生活をしていました。しかし、寮に来てからは、例え部活ですごく疲れていたとしても、洗濯などは自分でしっかりやらないといけません。なので、これからは何事も自分でやり遂げられるように努力し、毎日規則正しく生活をしていきたいと思います。
 
 
 

M.H.(1年)
 こんばんは。9室のMです。今日は、「あいさつ」について話そうと思います。みなさん、特に一年生の人たちは、寮では当然ですが、学校でもあいさつをしているでしょうか?僕は先生に対してはちゃんとしていますが、それ以外ではあまりできていないと思います。
 あいさつは、仲がいい人同士でするのは普通ですが、相手があまり話をしない人でも、あいさつをしていたら、いつの間にか仲が良くなることもあります。
 中学の頃、学校の通り道に住んでいる人に何となくあいさつをしていたら、顔を覚えてくれて、登校の時に、少しだけ話をするような仲になったことがあります。このように、見知らぬ人ともあいさつをしていたら仲が良くなるということもあります。
 みなさんも、今まで話したことがない人とあいさつをしてみてはどうでしょうか?いつの間にか仲が良くなることがあるかもしれません。
 
 
 
 

N.M.(1年)
 みなさん、こんばんは。10室のNです。今日は、「継続」について話をしたいと思います。
 僕はあまり集中力がありません。自習時間の時でも集中力が続かなくて、長くて1時間、短い時にはすぐに勉強を放り投げてしまって友だちと騒いでしまいます。その結果、この前の第一定期テストでは、あまりいい点数が取れませんでした。他にも、勉強だけではなく、部活で試合をやっている時も途中で集中力が切れてしまって良いプレーができなくなってしまうことがあります。
 どんなに「これから頑張ればいい」、「明日から頑張ろう」と思っても、結局「面倒臭いからやめる」、「また明日から頑張ればいいや」と思ってしまって継続することができません。
 僕たち1年生が入寮して早くも2ヶ月が経とうとしています。毎日なにかを続けるということはとても難しいことだと思うけれど、「継続」していけば必ず成長することができると思うので、これから頑張っていこうと思います。
 
 
 
 

U.K.(1年)
 みなさん、こんばんは。11室のUです。みなさんは今までに病院に入院をしたことがありますか?今日は、私が入院をしたときに思ったことを話します。
 私がまだ小さかった時、お尻に謎の悪い物ができて、病院に入院しました。最初、いくつかの病院に行きましたが、原因がわからず、いくつかの病院を周り、ある病院で検査をした結果、入院することになりました。
 入院中のことはよく覚えていませんが、1つだけはっきり覚えているのは、どんな検査があるのか、どんな手術をするのか、どんな病気なのかを考え、毎日恐い思いをしていました。そんな時、私は家族や病院の先生、看護士さんに励ましてもらいました。
みなさんは入院をしたり、不安な思いや怖い思いをしたことがあるでしょうか?みなさんも友だちや家族が不安な時、恐い思いをしている時に力になってください。
 
 
 
 

A.K.(1年)
 こんばんは。12室のAです。今日は、「石の上にも三年」ということわざについて話したいと思います。
 「石の上にも三年」とは、3年間石の上に座り続けるとその石が暖まるという意味です。何事も我慢強くやることは、仕事でも学ぶことにおいても大事です。「仕方なくやる」、「面倒だ」と思いながらやってもなかなか身につきません。
 スポーツでも毎日続けて練習すると、あるレベルに達します。ダラダラやっても技術のレベルアップはできません。途中であきらめたら技術の習得はできません。
 「石の上にも三年」というのは「根気強くやる」という意味と「我慢強くやる」という意味があります。三年間一生懸命に取り組んでやれば何か大事なものが見えてくるかもしれません。みなさんも嫌な事を諦めず、我慢してやってみてください。そうすれば何かが見つかるかもしれません。
 
 
 

K.K.(1年)
 みなさん、こんばんは。13室のKです。突然ですが、みなさん、ここにいる人全員としっかり話したことはありますか?実際、僕も全員とちゃんと絡んだことはありません。なぜこのようなことを言うかというと、人との関わりを持たないというのはとてももったいないと思うからです。人と話しをすることで得すること、自分のためになることはたくさんあります。例えば、自分と話している相手の良いところが見えたら、それを自分に吸収できます。反対に、その人の悪いところも見えてしまうかもしれません。そんな時は、自分はその相手の悪いところと同じようなことをしなければ良いのです。
しかし、慣れない人に声をかけるのはとても恐いことです。それに、声をかけた相手が自分のことをどう思うか、とても気になってしまいます。でも、新しい人間関係をつくるためにも、勇気を出して声をかけ、積極的にコミュニケーションをとってみてください。きっと気の合う人が見つかるはずです。
 
 
 
 
 

K.T.(1年)
 僕は、「勉強」のことについてお話しします。実は、僕はこの寮に入るまでこんなに勉強したことがありませんでした。今まで家でどのように勉強していたかと言うと、ノートを10秒くらい見て、教科書を15秒くらい見るという勉強の仕方をしたり、反抗期ということもあり、親とケンカとしながら勉強をしたこともたくさんあります。そのせいか、勉強をとてもキライになっていきました。テストでは、点数は言えませんが、とてもヤバい点数でした。記号問題は「どれにしようかな、天の神さまの・・・」と言うように小さな声で選んでいました。その行動を先生に目撃されてしまい、テスト中にとても怒られたのを覚えています。
 光風館に入寮し、寮には自習時間があります。僕は、自習時間に勉強したフリをしようとしました。その時、机のカタカタという音に気付き、周りを見渡すと、ほとんどの1年生が勉強をしていました。それを見て、僕は恥ずかしくなり、ペンを持ち勉強を始めました。おおげさですが、自習時間の勉強のおかげで、問題を見て、その問題をひとつひとつをちゃんと読み、しっかり考えてその問題の答えを出すことが楽しくなってきました。そして、テストの時、スラスラとはいきませんでしたが、答えを書くことができました。テストの点数も自分のテストの点数とは思えないくらい良い点数を取ることができました。 
僕が言いたいのは、勉強にしろ、スポーツにしろ、頑張ればできないことはないということです。
 
 
 
 

I.A.(1年)
 みなさん、こんばんは。15室のI.A.です。今日は「鳥」について話したいと思います。僕は鳥が好きです。なぜなら、モコモコしていてかわいいからです。みなさんの好きな物はなんですか?スポーツ、学校、マンガ、ゲーム、人によって好きな物はさまざまです。僕は鳥を見ていると時間を忘れるくらい見入ってしまいます。みなさんも好きな事をやっている時は時間を忘れてしまいませんか?好きな事をやっている時は幸せな気分になりますよね。だけど、好きな事だけをやっていては成長できません。難しい事や辛い事にもチャレンジしてみてください。それができるようになった時、それがまた好きな事になると思います。鳥が空を飛んでいるとふいに僕も空を飛びたくなる事があります。でも鳥は最初から飛べたわけではなく、自分から危険な巣の外へ飛び立ちました。そう思うと、僕も頑張らなきゃいけないと思います。みなさんも鳥のように羽ばたきましょう。We can fly!!