毎日の礼拝

毎日のお話

2024/04/16

岩原 寅太郎(理科)

【聖書:マタイによる福音書 22章 37-40節】

 

 先月末、新潟駅で親友を見送った後に、お財布を落としてしまった。その後、複数の場所に電話をかけて落とし物を確認するも見つからず、絶望感に襲われた。しかし、電話先の店舗や警察署での対応は非常に丁寧かつ心温まるものであり、落ち着きを取り戻すことができた。

 「敬神愛人」の一つの形は、他者の困難や苦しみに寄り添い手を差し伸べることだと思う。クリスチャンであるかどうかに関わらず、この思いやりや優しさが大切な価値であると感じる。私自身も常に、苦難の中にある人、弱い立場にある人、その支援や理解に努めたいと願う。