毎日の礼拝

毎日のお話

2024/03/13

佐藤 文英(情報科)

【聖書:申命記 1章 31節】

 

 13年前の原発事故によって避難をしてきた人たちとそうではない人たちの間に、何か相手を差別するような感じを受ける様子がしばしば見られた。同じ人間なのに、同じ国の人同士なのに、同じ県の人同士なのに、何故こんなことになってしまったのだろうか。

 4年前の新型コロナウイルスのときも、感染してしまった人に対して同じように差別的な言動や、医療関係者に対する誹謗中傷が見られた。なぜ寄り添うことができないのか、相手の気持ちをどうして理解しようとしないのか。

 神様は、私たちが辛く苦しいとき、私たちを背負って歩いてくださる。そのような心で弱い立場の人たちに寄り添える敬和生であってほしいと切に願っている。