自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2024/03/06
【聖句:ヨハネの黙示録 3章 20節】
「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」
2月29日(木)友愛館にて「第54回生寮修了礼拝」を行いました。今年はひとりずつ寮修了証書を受け取り、岩原寮長と握手を交わしました。大きな声で讃美歌を歌い、「『平和を実現する人』として歩まん」と題した寮長の説教に耳を傾けました。
コロナ禍真っ只中に、敬和学園へ進学することを選んだ学年です。その後の寮生活でも感染症対策を理解し、辛抱強く歩んできました。また、今年度は男子寮・女子寮の合併により大きな課題と向き合うことになりました。みぎわ館・めぐみ館・光風館・大望館、それぞれの特色と文化を尊重し、新しい男子寮・女子寮を築き上げてくれました。お互いの文化を尊重し、他者を理解して、仲間となって共に歩み出す。これからの社会で求められる力を、もうすでに経験していることは「のぞみ寮生の強み」です。
入寮・入学当初は感染症対策のため、マスクをつけて隣同士の距離を取って、讃美歌も歌えませんでした。しかし、3年後にこうして寮生と保護者の方々、教職員で共に寮修了礼拝を迎えられたことに心から感謝します。ここ敬和学園のぞみ寮で培った経験を活かして、これからの人生も使命を持って歩めるように祈っています。改めて、御卒業・寮修了おめでとうございます!(片岡)