毎日の礼拝

毎日のお話

2024/03/05

戸松 富士子(理科)

【聖書:ローマの信徒への手紙 12章 15節】

 

 自分の中学時代、強迫神経症になり、精神科に通院した。世の中には精神科の通院歴があるとこに対する偏見があり、メディアもそれを助長するような雰囲気がある。しかし自分の苦しみに向き合い通院できることは素晴らしいことだと私は思う。私は自分が苦しい時、誰に一緒に泣いてもらいたいか。それは同じような苦しみを経験した人だ。そして、その苦しみを抜け出したときも同様に、同じ経験をした人にともに喜んでほしい。人は順調な生活の中では気が付けない大切なことを、苦しみながら生きるときに見つけると思う。主イエスは、ご自分も多くの苦しみを負い、十字架につけられたのだから、私の苦しみを理解してくれると思う。私も、もっと多くの経験をして「ともに喜び、ともに泣く」ことのできる人になりたい。