毎日の礼拝

毎日のお話

2024/02/20

澤野 恩(保健体育科)

【聖書:ヨブ記 1章 21節】

 

「わたしは裸で母の胎をでた。また裸でかしこに帰ろう。主が与え、主が取られた。主の御名はほむべきかな。」今日の聖書の個所は私の祖祖父の愛称聖句である。関東大震災の際に信徒の家に訪問していた、牧師であった祖祖父はその日を境に帰ってくることがなかった。彼は、今の時代では想像することができないが、自分の娘が栄養失調で亡くなった時、このみ言葉が与えられた。果たして、私は同じ状況に立たされた時、祖祖父の様に御言葉によって強められることはできるであろうか?年の初めに大きな地震に見舞われた今だからこそ、改めて自分の生き方を考えさせられた。