毎日の礼拝

毎日のお話

2024/02/07

青栁 希望(数学科)

【聖書:創世記 11章 4節~8節】

 

モデルの滝沢カレンさんが操る日本語は独創的で魅力的です。それは彼女の言葉遣いを「正しくない日本語」と切り捨てるのではなく,彼女のもつ「賜物」として受け止めるから魅力的に映るわけです。バベルの塔の物語では,神様は人類の言語をバラバラに散らされました。それは,短絡的な「正しさ」のものさしで一方向を向いた競争思考を持つのではなく,みんな違って良い,上を目指さなくて良いという神様からのメッセージであるように思います。他者との違いは,自分が神様から愛されてつくられた存在であるということの何よりの証です。そのことを感謝をもって受け止め歩むものでありたいと願います。