今日のランチ

今日のランチ

2024/01/19

今日のランチ(2024.1.19)

中華丼・もやし中華和え・ワカメスープ・牛乳・杏仁豆腐

20240119

 

 

 金曜日のランチは嬉しい日だ。今日も大好きな丼ぶり系の中華丼。大盛にもってくれたどんぶりを食べきった後に、おかわりをどうするか迷った。少しだけおかわりをしようと、いつもより少なめにご飯をどんぶりによそって、厨房にそのどんぶりを持っていくと、少しのご飯のはずだったのに、具をたっぷりとのせてくださった。具だくさんの中華っ丼の出来上がりだ。中華丼は大好きだ。しかし、その中に入っているシイタケが私は苦手なのである。それもあり、少しだけおかわりだった。少しだけ具をのっけてもらえば、シイタケも少なくて済むと考えていたのだが、具はたっぷりのせてもらってしまった。案の定、そこにはたっぷりのシイタケものっかっている。

 シイタケに限らず、きのこ類が私は苦手である。小学生の時、きのこは菌類だと習った日に、家に帰って夕食にシイタケが出た。「シイタケ=菌」頭の中でぐるぐるとそのことがまわっている中で、それまではなんでもなかったシイタケを食べると、その食感の悪さの次に全くおいしくなく感じた。そしてその夜、アレルギーだろうか?全身に赤い斑点が出だしたのである。それからというもの、アレルギー反応までは出なくとも、きのこを好んで食べることはない。マツタケなどあんなでっかいキノコは到底無理だ。

 しかしそれでも、ランチにきのこは出てくる。寮に勤務しているときにも、きのこはよく出てきた。旬である秋には特に。生徒の目があるので、残すわけにはいかない。八宝菜などのきのこは、最後に残して、お茶で一気に、歯に触れることなく飲んでいた。

 さて、問題は今日のシイタケだ。けっこう大きめに切られている。しかも、きのこだけ残してどんぶりに残された数はかなりの数だ。これを一気に牛乳で飲まなくてはならない?牛乳で、だ。席から立ち、牛乳を取りに行く。戻って席に着き、どんぶりに残されたシイタケを口に入れようと意を決した時に気が付いた。自分の周りには誰もいない。どんぶりに残されたシイタケの存在にも気が付かれていない。今がチャンスだ。罪悪感を感じながらも急いで食器を下げに行き、残ったシイタケを残食のかごに入れようとしたとき、自分のクラスの少しスカート短めの女子に、「あ、先生!何?シイタケ無理なんだ。ウケる!」よりによって彼女とばったり。しかも、一番見られたくないところを見られてしまった。そしてとどめの一言「ウケる!」

 別にウケたくないし……。週の終わりになんとも後味の悪いランチのひと時になってしまった。やっぱりあの時、飲んでおけばよかったシイタケ。同じ過ちは繰り返さない。