毎日の礼拝

毎日のお話

2023/11/15

小菅 真子(寮務教師)

【聖書:ローマの信徒への手紙 15章 13節】

 

 春先に、娘から「双子を授かった」と、うれしいニュースがあった。娘も母体も守られて無事出産できることをひたすら祈り続けて、毎日を過ごしてきた。無事誕生の知らせを受け、「生命の誕生」の尊さと「人と人とのつながり」をあらためて思う。幼子だった娘が母となり、我が子との育みを重ね、親となっていく姿を頼もしく思う。子育てしていた頃の自分と重ねてみる。親の思いが行き過ぎていた時もあったことを今さらながら反省し振り返る。娘は多くの出会いの中で心が磨かれ、自分自身で歩み始め、夢を実現した。高校生活の日々は、第1のターニングポイントであったと思う。私自身も今、のぞみ寮生との生活を通して、心を揺さぶられ育まれる日々を過ごしている。感謝である。敬和での出会いの中で、柔らかい心を育み、「自分」の生き方考えながら、恵みを感じる生活を過ごしてほしいと願っている。