毎日の礼拝

毎日のお話

2023/10/26

Hさん(55回生)

【聖書:マタイによる福音書 5章 16節】

 

私は、修養会で実行委員を務めました。実行委員は、メンバーが多くコミュニケーションをたくさんとり新しい出会いを経験することができました。私たち55回生は、長野県小谷村にある共働学舎に行き労作を行いました。共働学舎では、山に登ったり草を刈ったりお手伝いさせていただきました。共働学舎の代表である宮嶋信さんを講師としてお招きしお話を伺いました。お話の中には、「自分のできることをする。」できない部分は、できる人が補えばいい。ということや、「感謝を伝える。」日常の中でほんのちょっとでも感謝を伝えるということ、また当たり前が難しいことを改めて実感しました。共働学舎の皆さんと関わる中でその温かみに触れ“あなたはあなたのままでいい”と言われている気がしてたくさん勇気をもらいました。私が、共働学舎で感じたことは、「みんなが対等な存在である」ということです。上下関係なんてなくてそれぞれの得意を活かし協力していて本当に“共に生きる”関係なんだと感じました。私にとって他者と共に生きるとは、相手を知り、自分を知り、生き方を知ることだと思います。私は、挑戦することや、一人でいることに恐怖心を持っていましたが、今回の経験を自分のものとしこれからの学校生活に活かしていきたいです。