毎日の礼拝

毎日のお話

2023/08/30

菅原 只行(外国語科)

【聖書:マタイによる福音書 10章 34節】

 

 戦後78年目を迎た。敬和学園では、ヒロシマ・ナガサキで起こった原爆投下を直視し、被爆者の言葉から平和とは何かを学ぶために、ヒロシマ碑巡りの旅を毎年行っている。今年は多くの外国人とともに平和を願うことができた。これは尊いことであるが、その反面「私たちが感じている平和はいつまで続くのだろうか」という不安もある。私たちが平和のためにできること、それは、お互いを理解し、分かち合い、つながることだ。敬和学園の今年度の歩みも後期になった。私たちがいつまでも平和に暮らしたいなら、力や言葉で相手を傷つけるのではなく、毎日の生活の中でこそ平和を創り出す実践をしてほしいと思う。