自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2023/07/19
7月14日(金)の放課後、図書館にて図書委員会主催の「読み聞かせ会」が行われました。
読み聞かせ会で使用した本のタイトルは、以下のとおりです。
1.又吉直樹『月と散文』
2.酒井駒子 『よるくま』
3.トミー・アンゲラー 『すてきな三にんぐみ』
4.宮沢賢治 『ざしき童子のはなし』
5.金子みすゞ『金子みすゞ童謡集』
又吉直樹の最新エッセイ集『月と散文』 より、Fさんから2つの作品を朗読してもらいました。特に「四十二歳の誕生日」は、自分の誕生日に何かを期待してしまう心理が上手く表現されている作品でした。
酒井駒子 『よるくま』は、Nさんが物語のかわいらしさを存分に発揮して読んでいました。
トミー・アンゲラー 『すてきな三にんぐみ』は、木嶋先生が朗読してくださいました。幼いころ親しんだ物語だそうです。三にんぐみは、本当に「すてき」でした。
『ざしき童子のはなし』は、東北地方に伝わるざしき童子の民話を具体的にお話として宮沢賢治が著したものです。不思議なお話ですが、怖いだけではなく余韻が残るところがあって、宮沢賢治の世界観をSさんが情感たっぷりに読んでくれました。
最期に『金子みすゞ童謡集』より「Is That an Echo?」をSさんが、また、その日本語詩「こだまでしょうか」をOさんが朗読してくれました。英語の読み聞かせは初めての試みでした。
それぞれの朗読者が心をこめて発表してくださり、心癒される素敵な時間となりました。
朗読者の皆さん、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。