毎日の礼拝

毎日のお話

2023/07/13

岩原 寅太郎(寮長)

【聖書:マタイによる福音書 5章 13-16節】

 「敬和」の各回生には「学年テーマ」なるものが掲げられている。学年教師の「願い」や「期待」が込められたものである。夏休み明けに行われる「修養会」は、これを最も分かり易い形で、具体的な教育活動へと反映させたものである。私は、「心を耕す」という「学年テーマ」が掲げられた「敬和」在学中、2年次にアジア学院、3年次に共働学舎で修養会を行った。進路を決定づけるほどの強い影響を受けた経験であった。卒業していった「教え子」たちもまた、修養会での経験を十分生かしながら、「学年テーマ」を体現してくれている。

 「修養」とは、「知識を高め、品性を磨き、自己の人格形成につとめること」である。自分たちの「学年テーマ」を十分意識しながら、「敬和」ならではの貴重な学び、経験をして欲しいと願う。