毎日の礼拝

毎日のお話

2023/05/17

井上 哲郎(スクールカウンセラー)

【聖書:マルコによる福音書 2章 16-17節】

 「誰かと話す」ということの中には、いろいろな種類があります。「おしゃべり」「雑談」「会話」「議論」「討論」「対話」など、いろいろあります。「おしゃべり」や「雑談」では、他者と会話を成立させることによって、親しくなったり警戒心が減ったり、あるいは、仲間意識が増したりする効果が考えられます。「討論や議論」では、考え方や意見の正当性や優劣などを示す目的が考えられます。自分と他者が話し合いを進める中で、話す前は気づいていなかったアイデアが出てきたり、より合理的なやり方を思いついたりする効果が、「対話」の中にあるということのようです。「対話」の力をうまく使えるとより有意義なフェスティバル活動になることでしょう。