PTA・ゆかり会・同窓会

同窓会

2023/01/24

同窓会奨学金 感謝の手紙

 今年も敬和学園同窓会より同窓会奨学金を支給して頂きました。支給された計9名の生徒それぞれがしたためた同窓会へのお礼の手紙をお届け致しますが、代表して1年生1名の手紙をここに記載致します。今後も何卒ご支援いただきますようお願い申し上げます。この度は誠にありがとうございました。

 

 

敬和学園高校同窓会会長 様

55回生 生徒

 

拝啓

 この度は、同窓会奨学生に選んでいただきありがとうございます。多くの敬和生の中から選んでいただいたからには今後より一層勉学に励み、敬和生としてふさわしい生徒になれるよう努力したいと思います。

 私が敬和学園に入学した理由は、11月のオープンスクールに参加した際の先輩方がとても輝いて見えたからです。校内ですれ違うと、必ず明るくあいさつをしてくださり、緊張していた私にやさしく声をかけてくださいました。困っている生徒を助けたり、先輩方が協力し連携する姿に、とても感動し、憧れを抱いたことを強く覚えています。そして私は敬和に入学し、先日、「先輩」という立場で、オープンスクール労作生徒として、11月のオープンスクールに参加しました。あこがれた先輩のようにできるだろうか、「敬和の顔」として私はふさわしいのだろうかと、不安もありましたが、修養会実行委員や、中学生の時に務めた生徒会の経験を活かし、先輩や仲間と協力し、完璧だったとは言えないかもしれませんが、笑顔やあいさつを心がけ、全力を費やすことができたと思います。

 私はこれから今まで以上に勉強にも力を入れていきたいと思います。敬和の行事にも一つ一つ積極的に参加していきたいです。勉強は、得意ではありませんが、毎日真剣に授業を受け、日々少しずつでも積み重ねることで、自信に変えていきます。私は医療関係の仕事に就きたいので、数学や生物だけでなく、英語にも力を入れていきたいと思います。そして、その他にも実行委員会や、労作活動に自分から参加していきたいです。これからの賛美歌発表会や、入試労作でも初心を忘れずに、誰かのために、全力で動けるような人になりたいと思います。頂いた奨学金は学費にあてさせて頂きたいと考えています。私の家庭は決して裕福ではありません。しかし何も言わずに通わせてもらっています。通わせてもらっていることに感謝し、日々勉強を積み重ね、夢のために努力を怠らず、いつかは恩返しができたらと思っています。

 最後になりますが、改めて奨学生に選んでいただいたこと、同窓会の皆様に重ねて感謝申し上げますとともに、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

敬具