毎日の礼拝

毎日のお話

2022/10/18

長谷川 朗(社会科)

ルカによる福音書18章9~14節

 高校のころ、学年全体の定期テストや摸試の成績が悪く学年集会が開かれたことがありました。高校生活において、部活や私生活ではなくテストでの点数や成績をとることを優先するようにという話がそこでされました。時代や社会が求めていたことで、その時の「かくあるべき」という高校生活ではあったのかもしれません。しかし今、それが正しい高校生活の形と言われても、正しいとは言えません。何が正しい行いで、何が正しい考え方なのかは結局はそのあとにならなければ答え合わせもできないのです。自分の内にのみ正しさを見出すのではなく、謙虚さを忘れずに生きていきたいと思います。