毎日の礼拝

毎日のお話

2022/03/04

中野 眞由美(国語科)

コヘレトの言葉  11章  4節

日本人初のプロ・ゲーマー、梅原大吾さんは、「大人になるのび太たち」(2020年小学館出版)のなかで、
「何に価値があって何にないかなんて、それぞれの中に、きちんとした基準なんかない」
「努力も必要だけど、同じくらい諦めることが大事だ、と思っているのではないか。
僕は不器用だから、特に、僕と同じような子には、諦めることにメリットなんかない。自分がやりたいことだったら、周りが何言おうと、やり続けると、結構人生、そこで踏ん張ったなりの見返りってあるよ。たとえそれが趣味だろうと仕事だろうと。自分が不器用な人間だなってことを自覚していたら、猶更とことんやる。ほかの人があきらめたところからが、自分の時間だ」と伝えています。