毎日の礼拝

毎日のお話

2022/02/19

澤野 恩(保健体育科)

ヨブ記 1章 21節

 「わたしは裸で母の胎をでた。また裸でかしこに帰ろう。主が与え、主が取られた。主の御名はほむべきかな。」今日の聖句は私の祖祖父の愛称聖句です。牧師であった祖祖父は関東大震災の時に信徒の家に向かう途中で行方不明になったきりだそうです。祖祖父は自分の娘が栄養失調でなくなったときにこの聖句を与えられました。娘がなくなってしまったその時に「主が与え、主が取られた」とその現実を受け止め、それであっても信仰に生きた祖祖父の生き方に自分自身の生き方を改めて問い直しました。