のぞみ寮通信

めぐみ館

2022/02/17

めぐみ館144号「先輩からもらった『愛』を55回生に♡」

 今回は、2年生Mさんの礼拝の話です!

 

「先輩という安心」 2年 T.M

 いきなりですが、みなさんは先輩が好きですか?私は大好きです!でも、私が先輩を好きになれたのは、敬和に来てからです。

 中学生の時は先輩が苦手でした。中学生の私にとっての先輩は、怖くてあまり関わりたくない存在でした。吹奏楽部の部活の先輩は優しい人ばかりでしたが、同じパートの先輩以外とは話をしなかったので、あまり良い印象ではありませんでした。先輩のことがよく分からなくて、聞く噂や見た目、日常の言動で「関わったら怖いな……」などと思っていました。簡単に言えば、先輩と関わってこなかったから悪い印象のままでした。

 私には、地元で行きたい高校がありました。けれども、親に却下され、敬和に来ることになりました。コロナ禍で休校になった時は、内心嬉しかったです。学校が始まって、入寮して、寮生活が始まりました。最初は、同室の先輩やめぐみ館の人達がどんな人なのか分からず過ごしていました。「先輩」に良い印象が無い私は興味が湧かず、先輩に話しかけられる時以外は、机に向かったり53回生とばかり一緒にいたりしました。「先輩」という存在は今までと何も変わらないと思っていました。

 けれども、今思うと、「その時の私はバカだなあ~」と思います。2年間先輩と過ごして、優しく明るく接してくださって、私たちが過ごしやすい環境を整えてくださり、いつも寮の雰囲気を明るく楽しくしてくださり、私たちが過ごしやすいようにたくさん考えてくださった先輩たち。先輩がいる「安心」を知りました。この2年間で、私の先輩への印象はガラリと変わりました。先輩がいることの大切さを知りました。苦手な人でも、見た目や上っ面でその人のことを判断するのではなく、苦手な人でも関わってみることが大事だということを知りました。

 51回生や52回生からたくさんの愛をもらいました。これからは、私たち53回生が最高学年になります。私は51回生や52回生のように、54回生や55回生にたくさんの愛を込めた行動ができるか不安です。でも、53回生の同級生のみんなや後輩たち、のぞみ寮の力になれるよう、一つひとつ頑張っていきたいです。

 

 

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 先日、合同ミーティングが開かれました。55回生を迎えるために、めぐみ館のルールの確認や、みんなでこうしたらもっと良くなるよね!ということを1、2年生で話し合いました。1年生4人が、10人の2年生の間に入り、一つの輪になって話し合う雰囲気は、とてもあたたかく、優しく、和やかでした。

 どんな55回生たちが入ってくるのか、53回生も54回生もまだ知りません。オープンスクールや入試労作で、寮生活を希望した中学生との出会いはしていても、みぎわ館に来るのか、めぐみ館に来るのかはまだ決まっていません。でも、めぐみ館に55回生が来てくれる!ただそれだけで、みんな心から楽しみなのです。神様が、生まれる前から私たち一人ひとりの存在を愛してくださっているように、まだどんな性格なのか、名前も分からない55回生たちを心待ちにしているのです。めぐみっ子みんなの55回生への愛を込めた行動は、もう始まっているのです。55回生のみなさん、安心してのぞみ寮に来てくださいね~!

 

【仲良く1、2年生ミーティング♪】

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【Kさんによる、ごみの捨て方のレクチャー♪】

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