今日のランチ

今日のランチ

2021/11/26

今日のランチ(2021.11.26)

シーフードカレー・生野菜サラダ・スープ・牛乳・プリン

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 先日、朝の見回りで4Fに上がると、日本海の荒波が防波堤に打ち寄せ大きなしぶきをあげているのが見えた(某映画会社のオープニングを想起いただきたい)。正面玄関のけやきもすっかり葉を落として、生徒たちは落ち葉掃きの労作に忙しい。今年も太夫浜には冬が到来したようである。

 

 昨日④テスト1週間前となり、生徒たちは課題の提出や質問のために教務室へ頻繁にやってくる。この生徒たち、実は2つの類型があるのだがご存じだろうか。1類は「主体的質問型」。授業で分からなかったところや、自学自習していてつまずいたところを質問しに来るタイプである。教師のちょっとしたヒントや、アドヴァイスで「あぁっ!!」とひらめいて帰ることが多い。

 

 2類は「受動的質問型」。自分は何が分からないのかが分からないタイプ。こちらは呼び出されてくることが多い。まず、試験範囲の確認から始め、どこに躓きがあるかを見つけだす。その上で解き方を教え、一緒に問題を解いてみるので時間がかかる。しかしこのタイプはできた時の喜び方が半端ない。「うぉーっ!!出来たー。俺、天才かもしれない。」いやいや違うし…。

 

 とはいっても、どちらも教務室に「来る」のが敬和生らしい。教師と生徒の垣根が低いことに、お叱りをいただくこともあるのだが、質問しやすい雰囲気というのはこれからも大切にしたい。見れば教務室だけでなく玄関ホールの机でも即席の補習が行われている。教科の先生方の奮闘ぶりも、冬の敬和の風物詩といえるのかもしれない。

(S・K)