毎日の礼拝

毎日のお話

2021/10/13

長谷川朗(社会科)

ヨハネによる福音書 1章1節~2節 とある女性歌手の曲で、自分自身に負け続けることを悔いる歌詞の歌に共感を覚えます。その一方で、歌詞のような自分自身の生活に恥ずかしさを感じ、自戒を求められる気にもなります。こうした歌などによって、行動や感情が言語化されたものに触れることによって、ようやく私たちは自分自身の行動や思考を認知しているとも考えられます。言葉は時に人を傷つける暴力にもなりますが、また時には自分を奮い立たせるものでもあります。言葉にはそれだけの力があり、いつ出会えるかはわからない自身の核心を突く言葉に多く出会うことで自分が形作られていきます。