今日のランチ

今日のランチ

2021/10/29

今日のランチ(2021.10.29)

栗ごはん・サケ西京焼・茎わかめサラダ・けんちん汁・牛乳・ミニアップルパイ

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 10月の登校日は今日で終わり。来週、登校するときはもう11月だ。例年になく季節のうつろいが早い気がする。修養会でお邪魔した妙高や津南からは、紅葉真っ盛りのニュースが届く。敬和の紅葉も日ごとに進み、美術室前の桜やナナカマドが綺麗に色づき、正面玄関のケヤキは先端の赤と下の緑が見事なコントラストを描き出している。

 

 労作は、1・2年生のサツマイモの収穫がほぼ終わった。今年の1年生のイモは大当たり。各クラスとも収穫ケース5箱超えが続出し、近年にない大収穫の年となった。そのイモは、今週水曜日のランチで全校生徒に「サツマイモごはん」として提供された。また、本日は家庭用の販売が行われ、収益は献金される予定である。

 

 近年「旬」のものへのこだわりが少なくなっている気がする。物流と冷凍技術の発達やコンビニの林立は、いつでもどこでも同じものが並ぶ当たり前を提供してくれる。恥ずかしながら、自身でプランターを始めるまで、トマトは夏野菜だという意識が薄れていたくらいだ。栽培が季節や気候への関心を呼び覚ます。そんな労作がある敬和の豊かさを改めて思う。

 

 今日のランチは栗ごはん。季節のものを味わう、なんと贅沢な給食であろう。見ればどの生徒も笑顔。礼拝が心を育てる敬和教育の柱なら、ランチは体を育てるもう一方の大切な柱だと改めて感じる。今日は、器楽部の太夫浜コンサートも行われる。コロナ禍で、お客様の前で演奏できなかった1年間。きっとパワフルなコンサートになるだろう。敬和の歩みはいよいよ、晩秋そしてクリスマスへと向かう。

(S・K)