自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2021/09/10
もち麦ごはん・しそ味ひじき・厚焼玉子・切干大根煮・ちゃんぽんスープ・牛乳・米粉タルト
夏休みの宿題に読書感想文を課している。１５０冊ほどの課題図書の中から１冊を選び、読書感想文か私の一行と題した短文を作成し提出する。どちらも、全国コンクールへの応募も可能で、意欲ある生徒の作品は毎年読みごたえがある。
今年は、２年生の国語表現で、選んだ本をクラスメイトに「POP」にして紹介しよう、という授業で発展させてみた。本屋さんや図書館で見かける「POP」。小さな紙片に、イラストやキャッチコピーなどを工夫して、自分の読んだ本の魅力を伝えるものだ。
POPはパッドで撮影し電子黒板で拡大投影する。発表者は２分程度のスピーチで自分の本の魅力を紹介する。聞き手は評価用紙に一人ずつコメントを書くことが求められる。書く、話すの技能を発表時に、読む、聞くの技能を聞く際に求められる。
コメントには、敬和生らしい気遣いと、率直な意見が書き込まれている。「読んでみたい」「もっと短いキャッチコピーがよい」「この作家の●●読んだ？」たった１冊の本が、少しの工夫で広大な知の世界へ生徒を誘ってくれる。私も、積読だった本に思わず手が伸びる、そんな楽しい授業だ。
（Ｓ・Ｋ）
※昨日から、新たに先生がお一人コメンテーターとして加わってくださった。４月以降「働き方改革」のためワンオペ状態だったのでうれしい限り。今後とも「今日のランチ」をよろしくお願いいたします。
