敬和の学園生活

卒業生を送る会

2020/03/02

50回生を送る会(第1部)

2月28日(金)、敬和学園では「第50回 卒業祝福礼拝」が執り行われました。

 

既にお知らせの通り、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応として、第1部「卒業祝福礼拝」は来賓をお招きをせず、在校生は教室待機、卒業生とその御家族のみで執り行われました。

賛美歌411番を賛美し、聖書祈祷の後、卒業生の名前が富士クラスから順番に呼ばれました。例年、学校長と握手を交して卒業証書を受け取るのですが、行政と医療の分野からのご指導ご助言もあり、代表が登壇し受け取ることとなりました。

三年間の皆勤者表彰の後、中塚校長より「すべての点で豊かにされている」と題し説教がありました。その後50回生の言葉を川口花さんが語ってくれました。卒業記念品紹介、校歌合唱、榎本理事長による祝祷と続き、式後に卒業生の保護者を代表し、信原博様からご挨拶を頂きました。

 

在校生は、晴れの日の卒業生の後姿に1・2年後の自分を写して、これからの敬和生活の指針を得る。そのような教育的観点から、創立以来在校生も同席してきた歴史を変えざるを得なかったことは、誠に残念でなりません。しかし、50回生は突然の予定変更にも動じず、威風堂々と敬和史上初の「身内だけ」の卒業祝福礼拝を守ってくれました。実は、在校生からも「礼拝がなくていいのか」という意見が出て、同時刻に体育館で礼拝を行いました。50回生の残してくれた賜物は確実に在校生へ受け継がれています。

来賓の皆様には直前の無理をご納得頂きました。保護者の皆様にもご理解を頂き、厳粛な中にも温かさのある敬和の伝統を守ることができました。改めて感謝申し上げます。

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