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野球部

2014/07/15

<野球部> 大会報告【夏の甲子園予選】

 7月11日(金)、三条市で行われた第96回全国高等学校野球選手権新潟大会の1回戦に敬和学園の野球部が出場しました。雨天の為、予定より3時間遅れて開始された県立高田高校との対戦は、残念ながら0-11の5回コールドゲームで完敗に終わりました。

 

 1番バッターに最も調子が良かった選手を起用し先制攻撃を狙った積極的なオーダーで臨みましたが、みんな緊張もあったのかランナーが出てもなかなかうまく機能せず、高田高校の堅実な守備力もあってダブルプレーなどでチャンスの芽をつまれていってしまいました。

 相手には小技を含めた積極的な攻撃を展開され、こちらがやりたかった、やらなければならなかった攻め方を逆に許してしまいました。初回に失った3点のダメージを最後まで回復できずズルズルと失点を重ねてしまったという印象です。

 

 野球が大好きで練習も良くできた今年のチームでした。特に守備力には自信をもって入ることができたこの大会でしたが、押され気味の展開に次第にほころびを見せ、粘り切れませんでした。一度相手にいってしまった流れを食い止めてこちらに持ってくるというチームとしての“強さ”を持つには至りませんでした。

 狙い通りの展開にならないのが野球です。特に夏の高校野球では選手は普段できているはずのプレーができなくなってしまう呪縛に襲われます。どんな状況にも動じず、練習した成果をそのままグラウンドで表現できる精神的な強さをもつチームを目指して、これからも日々生活していきたいと思います。

 

 3年生はこれで引退となります。多大な応援して下さった保護者・関係者の皆さま、大変お世話になりました。みんなとても悔しい思いをしてはいますが、振り返れば見守られて幸せな高校野球生活だったことと思います。本当にありがとうございました。今後も敬和学園野球部をお支え下さい。よろしくお願いします。