毎日の礼拝

毎日のお話

2026/07/03

長谷川 朗(地歴・公民科)

【聖書:箴言 1章 7節】

「主を恐れることは知恵の初め。無知なものは知恵をも諭しをも侮る。」

 

 

 数学や歴史などの学びは一見「役に立たない」「暗記中心」と感じられがちだが、実際には現実の課題を考えるための思考力(モデル化・因果分析・批判的思考)の基礎となる重要なものである。近年は効率や実用性重視の風潮から文系軽視の傾向もあったが、AI時代には倫理や価値判断を担う人文学の重要性が再評価されている。
 これからの学びの本質は知識の暗記ではなく、それを活用して他者を理解する「教養」を身につけることにある。教養とは他人の心を理解する力であり、異なる価値観を受け入れる姿勢を育てる。
 学ぶことは単に正解を得るためではなく、他者や新しい世界に出会い自己を広げる営みであり、その積み重ねが人生の土台となる。