自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2024/10/04
【聖句:ミカ書 6章 8節】
「人よ、何が善であり 主が何をお前に求めておられるかは お前に告げられている。正義を行い 慈しみを愛し へりくだって神と共に歩むこと、これである。」
季節の移ろいを感じるこの頃です。2泊3日の修養会を終えた生徒たちが帰ってきました。修養会実行委員として参加していた寮生が多くいたことはとてもうれしいことです。学年ごとに3日間の時間は、それぞれに恵みを感じながら活動してきたことを生徒たちの表情から感じることができます。「寮に入って、家族のありがたさを知り、修養会へ行って、寮のありがたさを知りました」「寮に戻ってきて、先輩たちに会えてうれしかった。修養会中も先輩たちに会いたかった」1年生との会話です。仲間と育む寮生活での経験が彼女たちの心豊かな成長に繋がっていることを実感します。“寮が安心出来る場所となっている”と感じ、とてもうれしくなりました。寮生活は便利ではありません。しかし、その不自由さの中にこそ、生きる力が磨かれていくことを、寮生たちから教えられ続けています。2024年度も折り返しです。その先にある希望にたどり着けるよう、間違いながら、誠実に謙虚に生きる力を磨き続けてほしいと願います。各委員会の引き継ぎが終わり、2年生へとバトンが渡されています。立場は人を成長させてくれることを、2年生の姿から頼もしく感じるこの頃です。後は、引き継ぎのセレモニーを残すだけです。いよいよ、のぞみ寮の新しい世代が動き始めます。(小菅)
新旧引き継ぎ ~3年生から2年生へ~