毎日の礼拝

毎日のお話

2022/12/16

豊田 千晃(寮務教師)

箴言 4章 25-26節

 2018年に石川県金沢市を訪れた際、東京からゲストハウスに住み込みで働き、その傍らで別の大学へ再受験する為に勉強をしていた大学生に出会いました。「ずっと先のことは考えられない。今の自分が感じていることが一番大事」と話していた彼女の言葉が、今も印象強く記憶に残っています。

 どんな道を選んでも、思い描いた通りの人生を歩めることは然う然うありません。「ずっと先」の未来には、今という時間が連続して続いています。躓いたときに自分の素直な気持ちを忘れなければ、進むべき道を見失うことはありません。様々な生き方をしている多くの人達と出会い、時に揉まれながら、自分が大切にしていきたいことを見つけていって下さい。