のぞみ寮通信

みぎわ館

2022/10/24

みぎわ通信(42号)「2回目の部屋替え」

聖句

「しかし、これらのことを話したのは、その時が来たときに、わたしが語ったということをあなたがたに思い出せるためである。」

(ヨハネによる福音書16章4節)

(生徒が「礼拝のお話」で選んだ聖句を掲載しています。聖書に触れ、生きる支えとなる御言葉に出会えますようにと祈ります。)

 

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 木々の葉が色づき秋の深まりを感じるこの頃、気持ちのいい過ごしやすい日々です。

 今年度2回目の部屋替えを行いました。部屋替えごとに移動の手際と段取りも上手くスムーズに行っていました。部屋替えごとに増えている荷物を移動する姿は、実に楽しそう。あれだけの荷物の移動をにぎやかに楽しく出来る事も、彼女たちの素敵なところだとあらためて思います。共にいながら私もわくわくします。ありがたいことです。この部屋替えから3年生部屋と1,2年生の部屋となります。3年生は、受験に備えます。新しい出会いの中で、良い刺激を受け合ってすごしてほしいと願うばかりです。

 部屋替え前は、残された時間を愛おしみながらお茶会等で盛り上がる部屋が多くありました。「この部屋で先輩たちとずーっとすごしたい」と話す1年生の言葉に「うれしすぎるー!!」と笑顔で応える3年生。そんなうれしい気持ちを言葉に出来る関わりを積み重ねていた事をうれしく思うと共に、うらやましく思える私です。“うらやましく思う”・・・・・・そんな関わりを私自身、高校時代に送っていなかった事を振り返ります。寮生たちはすごいです。もちろん日々、様々な出来事を一つ一つ悩み、取り組んでいる寮生活。しんどいことも多くあります。けれども、一人一人が自分の課題に向き合い歩んでいる。仲間との育む生活の中で、その時最善の取り組みと選択をしながら歩む姿に、人と関わることで心が育まれていく事を私は、みぎわっ子たちの姿から日々気づかされています。一つの課題を乗り越えた時の力が彼女たちの輝きを増していくのだと思うのです。

 私は、敬和学園の生徒になりたかった中学生でした。今こうして、のぞみ寮で働くことを許されていることが、神様のご計画なのだと心に刻みます。

 心を尽くしてのぞみ寮生たちの幸せを祈りながら過ごしていきます。

 今週も心もからだも元気いっぱい過ごしていきましょう!!(小菅)

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