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「敬和」 −経験を培う「自分探し」の旅の出発駅−
第34回卒業生 片岡 平和
(出身校・福島 若松第三中学校)
敬和学園を卒業して6年近く経ちますが、今でも敬和で過ごした思い出や経験がジワッと出てくる時があります。それは「自分探し」の学校で始まった長い道のりを今も歩んでいるからだと思っています。大学生活の間や大学を卒業して働いている現在も、ふと振り返れば敬和生活が私自身の旅の大きな目印となっています。
私は中学生まで福島県会津若松市で過ごしていました。高校の進路を考えていた時、敬和の卒業生や家族から話を聞いて、地元の高校へ進学するつもりでしたが敬和学園に興味を持ちました。「敬和は面白いよ。良い学校だよ」と卒業生が口々に言うので、私も充実した高校生活を送りたいと思い始めました。敬和生活は何よりも寮生活が楽しそうで、毎日色んな人と出会える刺激的な環境が一番の魅力でした。
私が敬和に行って良かったと思うことは、人のために喜んで働くことを学んだことです。休みの時に実家へ帰ったら、何でも寮生活と比べていました。家での食事の後、寮生活と比べてお皿を洗う量が断然少ないので、積極的に手伝いをしました。洗濯物は家の方が多いですが、寮生活で馴れたので苦ではありませんでした。この変化には私自身も家族も驚いたものです。
また、敬和学園の教育の特長は多くの人の話を聞き、自分でも表現する機会に恵まれています。毎日の朝の礼拝や毎年の修養会、さらに寮生は夜も礼拝を守っていますので、日常生活の中で他の人の話や意見を聞くことがとても大事にされています。そして、部活動やフェスティヴァルなどで自分を表現するチャンスも用意されているのです。様々な個性が集まり、その個性を伸ばそうとする教育が敬和学園の最大の特長です。
私は現在、東京・早稲田にある(財)早稲田奉仕園で働いており、日本基督教団早稲田教会で教会生活を過ごしています。敬和生活で学んだ奉仕の精神、他者と濃密に関わる生活を通して、改めて旅を続けようと思っています。あなたも「自分探し」の旅へのチケットを持って、一緒に乗り込んでみませんか?





