毎日の礼拝

毎日のお話

2020/09/02

宮本 武呂(社会)

マタイによる福音書 7章13~14節  ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』の中に、「汝の欲する事をなせ」という言葉がある。それは、真の意志を持てという事だと語られる。自分の魂が本当に望んでいる事を見極めるのは、難しい。表面的な欲求に安易に向かう事は、滅びに至る道となる。行動の自由がある中で、良い事を選択する事に価値がある。敬和は、自分探しの学校だ。レールはほとんど敷かれていない。自分の欲する道を、自分で探す事に意味がある。広く歩きやすい道は滅びに通じ、荒れた細い道にこそ光がある。