毎日の礼拝

毎日のお話

2020/07/30

小田中 肇(数学)

創世記1章27節  古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスは、「万物は流れる」と、物事の流れゆく事が世界の根本原理であると考えた。人間も自分本来の形(フォルム)を持ち、自分はこういう形になりたいという意志を持ち存在しているようだ。今日の聖書は、神様が世界の初めに人間をつくる場面だ。そこには、生き生きとした流れとリズムがあり、神様は人間をご自分と同じ形に、男と女に創られたとある。私達人間は、神様と同じ本質を持つかけがえのない存在である。そして人間には、神様の創られたもの全て、天と地、植物、生き物達と共に、神を賛美する生き方が求められている。