毎日の礼拝
毎日のお話
2020/07/27
田村 寛子(司書)
ルカによる福音書 10章33~34節
ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本で、シンパシー(感情移入)は「誰かの靴を履いてみる」事だとあった。自分がその立場だったらどうかと想像する事で、誰かの感情や経験を分かち合う事だ。フェスの活動やコロナの感染者に対する態度にも、それは大切になる事だ。今日の聖書は、隣人愛の喩え話だ。おいはぎに襲われた人を助けたサマリア人も、エンパシーを持って、無条件で「誰かの靴を履いた」人だ。それは神様が私達になされている事で、私達にも求められている事だ。