自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/07/13
7月10日(金)の放課後、図書館にて図書委員会主催の読み聞かせ会が行われました。今回は、宮本先生、中野先生、RクラスHさんの3名が読み聞かせをしてくださいました。
当日の読み聞かせ会プログラムです。
1.宮本先生
①『きみのうしろのゲンガー』(ポケモンえほん) くすべあや作
②宮沢賢治 春と修羅
③宮沢賢治 永訣の朝
2.六甲クラス H.Sさん
①『すてきな三にんぐみ』 トミー・アンゲラー作
3.中野先生
『南アフリカらしい時間』 植田智加子作より
①アフリカの礼儀
②詩人
宮本先生の宮沢賢治の朗読は、詩を読んでいるということを超越して、もはや演じていると思わせる気持ちのこもった素晴らしいものでした。賢治の死に近づいている妹に対する愛情を、深く感じ取ることができました。
Hさんの朗読は素直な読み方で、子供の頃に戻ったような気持ちになり、癒されました。
中野先生の選んでくださった本は、硬くて冷静な文体のすてきなエッセイでした。著者が鍼灸師としてネルソン・マンデラ氏の家を訪れていた時のやりとりが、独特の空気感で書かれていました。
新型コロナウイルスの影響で行事を行うことが困難になっていますが、その中でも今回の読み聞かせ会を工夫しながら行うことができたことに感謝します。読み手の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。