毎日の礼拝

毎日のお話

2020/07/02

岩原 寅太郎(教頭)

コロサイの信徒への手紙 3章12~14節  卒業生が連れてきてくれた赤ちゃんを抱かせてもらった後、母親に返した時、安心したような表情になった。母子のつながりの強さを感じた。妊娠中の母胎は、自己とは異なる存在である胎児を排除しないよう、免疫の機能を封じ込める「免疫寛容」を持つ。今日の聖書にある「寛容」は、愛の一つの形だ。私達人間は自分と異なるものを受け入れるのは難しいが、母子の関係や母胎のように、忍耐強く、異なるものを受け入れていく事が大事だ。私達は、そんな寛容さを身に付けたい。