自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/06/26
1年生たちが入寮して２週間が経ちました。えっ！？まだ２週間！？と思ってしまうのは私だけでしょうか。4階にある広い畳の間で大の字になって寝ていたり、会議室で集まってゲームに熱中していたり、先輩たちと一緒にアイドルのコンサートDVDに黄色い声を発してみたり……週末には海へ散歩に行ったり、コンビニまで歩いて出かけてきたりと、もうしっかりみぎわっ子。互いの名前も堂々と呼び合い、下の名前で呼び合うことに照れもなにもありません。もうずっと前からそんな風に呼び合ってきたかのような空気を醸し出している1年生たち。すっかり馴染んでいるように見えることが私たちを勇気づけ、元気づけてくれています。そして、1年生がそんな風に見えるような心優しいサポートをしてくれているのが２年生と３年生です。初めて先輩となり、教え導く役割を担う2年生たちはきっと大変です。そして去年、先輩たちが同じ思いをしながら自分たちを支え励ましてくれていたことに気付いてくれるのではないかと思います。その気づきがまた2年生をより一層優しくするのだろうと思うと、みぎわっ子たちって本当に素敵だと改めて感じます。
また3年生たちは口うるさくならないように、でも２年生が困っていたらいつでも……と常に目も心も後輩たちに向けて過ごしてくれています。丸2年ここで過ごしてきたからこそ気づく様々を後輩たちに伝えながら、より居心地の良い、互いを想い合える優しい館創りを目指してくれていることに頭が下がります。本当にありがとう！
先日の礼拝で、3年生のYさんがこんな言葉をみんなに掛けてくれました。
「1年生の皆さん、入寮して今日でもう14日目ですね。慣れない生活に戸惑いながらも頑張っている皆さん。もうすでに入寮前の自分とは違う自分で過ごせているのではないでしょうか。お風呂を入れてくれたり、電話を取ってくれたり、いつもありがとう。みんなのサポートのおかげで私たちの生活が回っていることを実感しています。
２年生のみなさん、1年生を迎える準備が思うようにできない中で1年生を迎えるのはとても不安だったと思います。その中でも、１年生が楽しいと思ってもらえるようにと、たくさんの工夫をしてくれて本当にありがとう。1年生のサポート、本当にお疲れ様です。何もわからない1年生にどうやって教えたらいいのか、きっと迷いながら伝えているのだと思います。でも何より1年生が今楽しく生活できているのだから、大きな課題はもうクリアしましたね。入寮の時よりずっと１年生の笑顔が増えた気がします。みんなのおかげです。ありがとう。
3年生のみなさん、あとここで私たちが生活できるのもあと半年ほどだと思うと、時の流れを早く感じます。2年前のこの時期はさんざん泣いて家に帰りたいと言い、たくさん迷惑をお掛けしました(笑)。今ではみんなと過ごす時間が大好きです。照れくさいのでこの辺で……」
仲間への感謝と尊敬をもって共に過ごせること、本当に嬉しく思います。
