自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/06/22
光風館には網戸修理の職人がおります。大阪府高槻市、私の生まれ育った地から来ている2年生のK希君です。別に知り合いだったわけではありません。たまたまなんですが、同郷というのはやはり特別に感じてしまいます。で、思わず彼にはいろんなお願いをしてしまうんですが、すべて快く引き受けてくれます。去年、網戸の張り替えを教えたら、今年は大活躍です。彼に、「この網戸張り替えて」とお願いすると、近くにいる1年生に声を掛けて教えながら張り替えてくれます。そうすることで、新たな網戸職人が誕生するんです。これで確実に再来年の夏までの光風館の網戸は安泰というわけです。その存在に心から感謝しています。
本日は土曜日です。ウィークデーなら自習時間中ですが、フリーと呼ばれる今日はそれぞれが好きに時間を過ごしています。好きにとは言っても、スマホは使えませんので、漫画を読んだり、テレビを見たり、私がこのページを作成しているすぐ後ろでは、トランプで盛り上がっています。しかし、こんな時にも「マスク！」「密！」と注意をしなくてはなりません。なんともイヤな時代を迎えたもんです。
マスクと言えば、生徒会長のN澤君。彼は物の管理が苦手で、ありとあらゆる所に私物を置き忘れます。当然、マスクも忘れることでしょう。しかし、このマスクはなくすことありません。誰の物か？一目瞭然です。でも、実際にこのマスクを付けるときは裏側にしています。自分で作ったものの、さすがに恥ずかしいようです。そして、フリーのこの時間に一人だけ英単語を覚えようとしていました。さすが会長……。そういえば先日の入学礼拝の歓迎の言葉も完璧でした。ご両親に見せようと動画を撮っていたんですが、ある事情からデーターが飛んでしまいました。本人は両親に見られなくてほっとしたようですが、残念でなりません。
