自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/06/17
【聖 句】
「何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。不平を言わずにもてなし合いなさい。」
ペトロの手紙Ⅰ 4章8-9節
2週間の経過観察期間を終えました。6月12日(金)夕食後、東寮長先生より、のぞみ寮生に向けて放送がありました。経過観察期間中の現状を振り返り、ひとり一人が命を大切に思いやれる気持ちを持って過ごしてほしいとのメッセージがありました。私は、みぎわ館生と一緒に東寮長先生のお話を聞いていましたが、みぎわっ子たちの話を聞く真摯な姿勢に感動しました。話の中で、外出制限を緩和することも伝えられましたが、喜びで歓声をあげる生徒はいませんでした。語られる言葉にじっくりと耳を傾けていました。各館も同じような様子だったようです。
この2週間ののぞみ寮生の過ごし方から、優しさ、真面目さを感じる場面が多くありました。少しずつ、制限が緩和されつつも、マスクをして、3密を避けての生活はしばらく続きます。けれどもこんな時だからこそ、もっと、もっと知恵を出し合い生活する工夫、協力する力が強められていくことを確信しています。
ひとり一人が仲間のことを思いやり、大切に思いながら、のぞみ寮で出会った仲間と、愛おしい時を過ごして欲しいと思います。
翌日13日(土)の日中は、1年生を連れて外出する2、3年生の姿が見られました。久しぶりの外出を味わうのぞみ寮生たちです。いよいよ来週からは、通常授業が始まります。ひとり一人の心と体の健康が守られて安心して過ごせるように、私たち寮務教師は気持ちを引き締めて、心を込めて関わっていきたいと気持ちを一つにしています。(小菅)
暑い日が続いています。水分補給で熱中症対策も・・・・・・。各館で水分補給が出来るように用意しています。
2週間の経過観察期間は、3食お弁当を各館の自室で食べました。毎食、調理の皆さんが心のこもったお弁当を作ってくださり、感謝の毎日でした。後片付けもひとり一人が丁寧に行っています。
めぐみっ子の主張!!
6月13日(土)午後。グランドで2、3年生による1年生への自己紹介を兼ねた「めぐみっ子の主張」がにぎやかに開催されました。2年生が企画したイベントです。大きな声を張り上げて爽快。楽しさを一緒に味わえることはとても大きな喜びです。これから、どんな企画がされるかも楽しみです。(*マスクをして、フィジカルディスタンスを確保して行いました。全体写真の時だけ、マスクを外しています。)
経過観察期間中の放課後は、思い思いにのんびりと過ごしています。1年生の笑顔が多く見られることをとてもうれしく思います。2、3年生の優しい関わりがあるからこそ、1年生の安心した姿につながっていることを実感しています。
2週間、通学生とのぞみ寮生は午前・午後分かれての分散登校でした。通学生が登校中は、各館で自習時間として過ごしました。声を掛け合って勉強しあう姿も増えてきました。
食前に検温と体調確認をしてからお食事へ。
盛り付けは、調理さんと寮務教師が行います。
皆同じ方向を向いての食事の時間。今までと同じようにとはいきませんが、仲間と味わい、食卓を囲めることは、うれしいことです。