自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/06/16
「明日の朝、3年生は6時45分に玄関前に集合してください！みんなで朝活しま～す！」と6月9日（火）の夜、ブロック長Aさんの元気な放送が響きました。10日（水）の朝、私も張り切って6時35分にみぎわ館の一階に降りていくと、もうすでに数人の３年生がスタンバイしていました。天気も晴れ渡り、絶好の朝活日和。なんかいいことありそう！と思わずにはいられないくらいの気持ちのいい朝でした。これまでみぎわっ子３年生たちは全員での早朝活動を何度か試みてきましたが、全員そろって活動できたことがありませんでした。いつも誰かが、何かの理由で参加できずにいたのです。その都度揃えなかったことを残念がりながら行ってきたのです。しかし、今回は初めて全員が揃って朝活できたのです！感激でした。みんなも、まずそこを大喜びし、敬和体操から朝活スタートしました。
「イッチ、ニ、サン、シ」「ゴ、ロク、シチ、ハチ」と朝から大きい声で号令掛けながら、気持ちいい風を受けながらの敬和体操は最高でした。その後、チャペルの前で「だるまさんがころんだ」をしました。みぎわっ子３年生の「だるまさんがころんだ」は一味違います。「だ～るまさんが～……JKの自撮り！」とか、「だ～るまさんが～……筋トレ！」とか、お題のポーズを取り、鬼にポーズが伝わらなければ捕まるのです。お題も面白いし、ポーズも笑えるのです！そして、みんなが真剣なのが何より笑いを誘いました。朝から全力で「だるまさんがころんだ」をしていることだけでも面白いのに……。みんなで10回近くはしたでしょうか、「だるまさんがころんだ」。朝日をたっぷり浴びて、いい汗かいて、そんなタイミングで朝食の時間となりみんなでみぎわ館に戻り、いつもの朝の段取りに取り掛かりました。
「こんなことが出来るのも、あと少しだよね。進学したら、こんな人数で、こんな遊びできないよね。」と一人の3年生が口にしました。きっと本当にそうだと思います。便利なもの（携帯とか）のない生活を仲間と共に過ごしているから、いろんな遊びを思いつき、試すことが出来ます。工夫するから面白いものになります。それに、一緒にやってくれる人たちがいるから、なんでも、とっても！面白いものになります。そしてきっと、20年後も忘れられない出来事になるのです。
最近、３年生と話をするとのぞみ寮生活・敬和生活の、卒業までの残された時間の話になります。この限りのある時間をいかに大切に過ごすか、いかに仲間と関わって過ごすか、いかに感謝して過ごすか、等々、そんな話をしています。隣人を愛せる人として、平和を創り出すものとなれるよう、互いに支え合い・祈り合いながら共に歩んでいきたいと祈ります。
